こんにちは

 

飼育員ヨーイチです。

 

風も強いし気温の変化が朝夕で激しい!!

いろいろな春が水族館や自然にも訪れているようです。あ、そういえば最近(4月下旬頃)強風が吹き荒れていますよね。私は関東出身なので「春一番」みたいですね。と館長に話したら、北海道では春一番とは言わず「馬糞風」と呼ぶことを教えてもらいました。この呼び名は皆さん知ってましたか??

今回は私が春だなぁ、と思ったことを書いていこうと思います。

 

一の春

四季の水槽の周りにフキノトウが出てきてました。春だなぁ。写真は撮る時期が遅かったためフキノトウが成長してしまってます。すいません

 

二の春

これも四季の水槽からですが、ウグイたちの恋が始まりました。黒色とオレンジ色のラインが体に出てきて、頭には追星と呼ばれる白いプツプツが付いています。産卵行動もちらほら見受けられてます。春だなぁ。ウグイたちが一斉に地面に向かって掘り出したら産卵するかもです。写真2枚目参照

 

三の春

イトウも繁殖時期になります。オスのイトウは体が赤く染まりかっこよくなります。日本淡水魚の中で一番大きくなるイトウですが、成長が非常に遅く絶滅の危機に瀕しております。残り数個体しか存在していない河川もあり、獲ったり釣ったりするとそのストレスで繁殖行動に参加できなくなる場合もあります。どうかそっとして見守ってあげて欲しいです。よろしくお願いいたします。

 

四の春

雪解けの増水と共に去年産卵したサケやカラフトマス、サクラマスなどの稚魚が川から海へ降りていきます。先日、川をちらっと見てみると稚魚たちが群れて降りていこうとしてました。この光景がいつまで見られるのだろうか・・・とつい思ってしまいました。エゾアカガエルのカップルや卵も発見しました。春だなぁ。カエルたちは水辺へ移動するために車が走る道路へも出てくることもあります。誤って引いてしまわないようにスピードの出し過ぎや周囲への注意をお願いいたします。私も経験があり、走行中に道路の先の方を見ると道路をぴょんぴょんしながら横断するのを目撃しました。

 

五の春

知ってましたか?北見市の玉ねぎ生産量は全国の約30%を占めており、国内最大の生産地なんです(2021年度)。温根湯から北見へ続く国道39号の脇にはあちらこちらに広大な玉ねぎ畑が広がっています。北見へ出かけた時にそこでは玉ねぎの苗の植え付けが始まっていました。春だなぁ。

 

と、春があちこちにやってきていました。GWは水族館で生き物を見たり、水族館以外でもいろんな発見をしてみて下さいね。

 

それではこの辺で失礼いたします。感染対策も忘れずに行っていきましょう。

ご覧になって頂きありがとうございました。

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