こんにちは
暑いですね。こんなに暑いと人間も溶けてしまいますね。
こんな暑い日には寒い駄洒落はいかがでしょうか??
今年、オホーツクではブリが良いそうです。出世魚のブリは関東では途中に「イナダ」と呼ばる時期があります。そんなイナダから1つ。
こほん、それでは・・イナダはいイナダ(良い名だ)。(笑)。冷えましたか??
飼育員ヨーイチです。
さて、前置きが長くなりましたが、本題へ。
四季の水槽では、偶然ある珍しい生き物が入りました。
それは、、、
背中が特徴的なこんな模様を持つ・・・・
「カワサバ」です!!。
四季の水槽を担当している私が、四季にもう少しヤマメがいたら夏の渓流の再現に近づけるかなと思い、採集を行った際、「よっしゃー!ヤマメ獲れた」と思い、水槽に放すとだんだんヤマメらしさが無くなっていき、カワサバであることが発覚しました。採集した時には、魚自体にも緊張状態のため体色が薄くなっており、カワサバだとは思ってもいませんでした。
カワサバは、読んで字のごとく背中が海に生息するサバのような模様があることから川にいるサバ→カワサバと呼ばれるようになったそうです。自然ではサクラマス(ヤマメ)×イワナ(アメマス)が混ざるとこの生き物になりますが、それは極まれに起こります。決してカワサバが見たいからと言って人為的に作り出したりそれを自然に放ったり、ヤマメが多い河川にアメマスを放す(その逆も)行為は絶対にしてはなりません。
当館では初めての展示になる為、見られるのは今のうちだけかも!?
あまり見ることが少ない生き物なので是非ご覧になって下さい。
現在は1匹のみ展示しております。水槽中の暗い所や他の魚と一緒に泳いでいるかもしれません。探してみて下さい。飼育員でも探すのに一苦労です。
それではお待ちしております。
ありがとうございました。