アマゾンで育つ魚たち、日本の魚とは違った魅力

世界最大の面積を誇るアマゾンの熱帯雨林を含む新熱帯地区は、大西洋よりも多い約4500種類もの魚が生息していると言われています。 高温多雨な気候が作り出した様々な環境は、多様な色や形の魚たちを産みました。

紅龍とも呼ばれる美しいアロワナ

アジアの人々にとって、熱帯淡水魚は主なタンパク質源であるとともに、貴重な収入源であり、ベタやアロワナなど観賞用として品種改良が進められている種類も多くいます。

しかし近年の急速な開発により、大型の魚を中心に多くがその数を減らしています。

多様な進化を遂げたアフリカの魚たち

世界最長のナイル川や、ヴィクトリア湖やタンガニーカ湖に代表される古代湖などには、多様な進化を遂げたシクリッドの仲間や、遠い昔からほとんど姿を変えることなく生き延びてきた古代魚など、他の地域では見ることのできない種類を見ることができます。