こんにちは
久しぶりの更新です。
卒業・入学のシーズンが訪れました。春は別れと出会いの季節ですね。
昔の友人は今何をしているのだろうか...。と過去を懐かしむ飼育員のヨーイチです。最近駄洒落がないですねぇ。
水族館は4/1から開館しております。
さて、水族館でも卒魚(そつぎょ(う))する生き物と新しく仲間になる生き物(しんにゅうせー(新入生)ならぬ、しんにゅうぎょー(新入魚))がおります。
私の担当する東南アジアに棲む生き物の水槽でも別れと出会いがありました。こちらの水槽になります。
まずは、お別れとなってしまう生き物です。
マーブルグラミー
この水槽の中では一番大きい魚でした。体の青と黒色のバランスが美しく、餌をバクバク食べる姿は見ているだけで幸せになりました。約6年間、活躍してくれました。
ゴールデンハニードワーフグラミー
体が黄色い魚です。小さいながらも他の生物に負けないくらいエサもしっかり食べ、群れで行動してその可愛らしさをアピールし続けてくれました。
2020年3月11日をもちまして、以上の2種を展示から下げさせて頂きました。
新しく仲間になる生物は
レッドライン・ハーフビーク
サヨリの仲間で、体に綺麗な赤い線が入っています。常に水面付近を泳いでいます。現在は一匹しかいません。
ニジイロボウズハゼ(ペア)
写真の左がオスで右がメスになります。今回は2ペア加えました。先住魚にメスが1匹入っていたため計5匹になりました。5匹一緒にいることもあり、とてもかわいいです!!!
スファエリクティス・バイランティ
メスに美しい模様が出ます。現在は8匹入っていますがサイズがまだ2cm程しかないため、探してみると面白いです。他の生物に負けずとエサを食べています。
ドワーフ・グラミー
様々な品種改良されたグラミーの元となった生き物です。体のオレンジと青の模様が美しいです。
どの種類の生物も入ったばかりで体も小さいですが、これから大きくなっていきます。飼育員としても楽しみです!!
今後も新しい仲間を加えていく予定です。お楽しみにしてください!!
ところで、卒業と言えば卒業証書がイメージされると思います。
そこで!
作ってみました!魚版卒業証書!名付けて「卒魚証書」
因みに、展示からいなくなる生き物はバックヤードで育てていきます。今後の企画展やイベントで登場することもあります。
是非、楽しみにお待ちください。
手洗い・うがい・マスク着用等でウイルスの予防をしていきましょう。
多くの方が水族館に訪れて安全に楽しめる日が来ることを願うばかりです。
それではこの辺で失礼致します。