どうも!かんちょーの山内です!

お客様から水族館にいる生き物は何種類くらいですか?とご質問いただくことがあります。

展示をしている種類数は常におよそ50種類、3000匹程度ですが、季節ごとに展示をしている生物や採集してきたばかりの生物、はたまた企画展で展示が終わった生物など普段は展示をしていない生物というのが水族館にはたくさんいます。

今回は水族館の裏側ではなくてその更に裏側のバックヤード施設の紹介第一弾!

はいどーん。

この部屋は熱帯室と呼んでいる部屋で、日光と温泉の力で冬でも最低温度が15度を下回らないようにできていて展示に使う植物や熱帯魚を飼育しているスペースになります。

狭い施設なので全部写りきらないんですが、コンクリート製の丸い水槽1つと四角の水槽2つ、ポリカーボネート製の水槽が2つあり常時10~15種類ほどの生物を飼育しています。

この施設に一旦搬入して病気のチェックをしたり、大きく育てたり、逆に展示が終了した生物や展示の予定がない生物を飼育しています。

例えば下の写真のレッドテールタイガーシャベルノーズキャットフィッシュ。これはレッドテールキャットとタイガーシャベルノーズキャットの雑種ですが、水族館では基本的に人為的に作られた品種の展示は行っていないため今後も展示に出ることはない予定です。取引先からどうしても引き取ってほしいと頼まれて引き取ったものの今やペットと化しています・・・かわいい。(この前噛まれたけど)

展示以外の生き物の世話も飼育員の大事な仕事です。

いつか施設公開日のようなものを設けて皆様に見ていただこうとも考えていますのでお楽しみに~!

では次回、冷水室編へつづく!

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