こんにちは~ブログ久々更新のミナミです~

今日は私が担当しているアフリカの熱帯魚コーナーから

『テトラオドン・ムブ』を紹介します!

尾びれが長く、およぐと優雅に揺れます。

ムブはアフリカの淡水域に棲むフグの仲間

黄色と黒の唐草のようなはっきりした模様が特徴的。

(柄を見たとあるお客さんからは「迷路できそう」と言われてました)

大型に成長するフグで体内に毒を持っています。

フグの仲間なので刺激で膨らむこともありますよ!

ただ、当館のムブは環境にも人にも随分慣れてしまったので膨らむことはほとんどありません。

膨らんだ瞬間!超超超レア!!

一方、普段のムブはというと…

ぶちゅう

ガラスに向かってくちを押し付けています。

キスしているように見えるため、お客さんからは「キスしてるみたい!!!」と隠れて人気があります。

キスしてくるムブを水槽前でずーーーーっと見つめているお客さんも…心奪われてる…

しかしかわいいからといって手を差し出して噛まれたらひとたまりもありません。

貝や甲殻類の殻をばりばり食べれるほどの丈夫な歯を持っています。しかもおどろきの4枚歯。

そんなムブですが、狂暴というわけではなく、噛みつきにくることはありません。

たまにふよふよの体が当たったり大きな尾ビレがマスクの目の前でファサァってなります。

写真は潜水作業中のムブの様子。寄ってきたり、そろそろと遠ざかったりです。

潜水者は驚かさないようにムブの位置に注意しながら作業を進めます。

今回はムブの一面をご紹介しました!これはほんの一部でまだまだ愛嬌たっぷりなシーンがいっぱいある魚です。

お立ち寄りの際はぜひアフリカ熱帯魚のコーナーのムブを見つめて、癒されてくださいね!

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