展示中のシロザケ雄

 

こんにちは!かんちょーの山内です。

四季の水槽にサケが大量搬入されました!実はカラフトマス搬入時にも少しだけ入っていたサケですが季節は過ぎてカラフトマスが終わりに近づきサケのシーズン到来です。

自然界でもカラフトマスが先に回帰のピークを迎え、カラフトマスが終わる頃にサケの回帰のピークがやってきます。四季の水槽ではなるべく周辺の自然環境(常呂川水系)を舞台とした展示を心がけているためようやくのサケ本格搬入となったわけです。

カラフトマスが2歳で帰ってくるのに対しサケは3~6歳を中心として様々な年級が回帰をしています。そのため大きなサケや小さなサケがいて彼らも自身の大きさに合わせた繁殖戦略をとっています。大きなオスはペアのメスを獲得するのに躍起になり、小さなオスはペアの隙きをぬって放精できるよう巧みな行動をとります。

水槽内でも徐々にそのような行動を見ることができるはずです。

80㌢ちかい巨体だけでも見ごたえがありますが、見事な婚姻色が出た個体を眺めたり、個体間の争いを見たり、ずっと眺めていても見飽きないのでぜひじっくりとご覧になってくださいね~

 

上の写真と同一個体

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