こんにちは

 

最近、あと手・腕が8本、脳がもう1つ欲しーなーと思っている飼育員ヨーイチです。

 

一気に暖かくなりましたね。ようやく春が訪れたような感じがします。河川でも去年産卵したサケやカラフトマスの稚魚たちが水中に出てきつつあるようです。

 

ご報告が遅くなり申し訳ございません。

去年四季の水槽で実際に産卵し、バックヤードで孵化したサケの稚魚たちを展示しております。こんな感じです↓

 

今回は「あいうえお作文」でサケ稚魚たちの様子を表現してみたいと思います。

いきんは

っこうよく食べ

っちゃいけどほんとよく食べ

ン色と緑色がきらきら輝き

いしょ、よいしょと一生懸命泳ぐ。

 

ご飯は「赤虫」を与えていますが、ほんっっとーによく食べています。こんなちっちゃい体のどこに入っていくんだろうと不思議です。泳ぎもまだ上手くはなく、水中のご飯を食べるときもなかなかキャッチできず、食べれるまでアタックし続けています。応援したくなります!!

飼育数が少ないと思われるかもしれませんが、当館では人工授精は行っておらず、水槽内でサケのペアが産んだ卵を取り出してバックヤードで孵化に至っております。その過程で上手く受精が出来ていなかったり、他の生物に食べられて個数が減ってしまったり、取り出し時に傷ついたり等で無事に生まれる数が減ってしまうのです。お客様には水槽内で実際にサケたちの産卵行動から産卵の瞬間・産卵後の様子までを観察して頂きたいため当館では人工授精は行っていないのです。

 

サケ稚魚水槽は水族館のホールにて展示しております。隣の水槽には2019年に生まれ大きくなったサケの稚魚も展示しております。大きさを比べてみて下さい。

 

 

ご覧になって頂きありがとうございました。

それではこの辺で失礼いたします。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう